フレデリック・テイラー 「科学的管理法」

お久しぶりです、おっつーです!

今回紹介するのは、フレデリックテイラーの「科学的管理法」という本です。

|新訳|科学的管理法

|新訳|科学的管理法


おススメしたい人

本書をおススメしたい人は…

・効率的な仕事論について、学説を知りたい方
経営学を学びたい方

です。

本書に方法論ももちろん載っていますが、下記にもあります通り、科学的管理法の説明と事例等にページの大半を割いています。

実践面でもう少し詳しく知りたい方は、how to 本の方がいいと思います。


この本が伝えたいこと

本書が伝えたいことは、大雑把にいいますと…「科学的管理法」とはどのようなものかということと、それが如何に素晴らしいものか、ということです。

少し内容に触れますと…

仕事において、雇用主と働き手が効率を追求して仕事をすることにより、二者は最大限に豊かさを享受できる。

しかし、効率的な仕事は怠業により阻害されている。

科学的管理法を用いることにより、怠業を解消することができる。

その方法を、事例を用いながら詳しく説明しよう!!

という感じの本です。

思ったこと

科学的管理法、素晴らしい管理法だと思います。

雇用者にも労働者にも最大限の豊かさを還元できる…

最高ですね。

けど、今は時代が違いますね。

殆どの単純作業はロボット化されようとしています。

テイラーは本書で、「科学的管理法を用いて効率を追い求めれば、仕事がなくなるということはない」と言ってましたが、バッチリ人間にとって代わられてますね。(ロボットがやってることも一種の科学的管理法だとは思いますが)

今の時代は豊かですが、飽和感は否めないです…

(おわり)