フレデリック・テイラー 「科学的管理法」
お久しぶりです、おっつーです!
今回紹介するのは、フレデリックテイラーの「科学的管理法」という本です。
- 作者: フレデリック W.テイラー,有賀裕子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 単行本
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おススメしたい人
本書をおススメしたい人は…
・効率的な仕事論について、学説を知りたい方
・経営学を学びたい方
です。
本書に方法論ももちろん載っていますが、下記にもあります通り、科学的管理法の説明と事例等にページの大半を割いています。
実践面でもう少し詳しく知りたい方は、how to 本の方がいいと思います。
この本が伝えたいこと
本書が伝えたいことは、大雑把にいいますと…「科学的管理法」とはどのようなものかということと、それが如何に素晴らしいものか、ということです。
少し内容に触れますと…
仕事において、雇用主と働き手が効率を追求して仕事をすることにより、二者は最大限に豊かさを享受できる。
↓
しかし、効率的な仕事は怠業により阻害されている。
↓
科学的管理法を用いることにより、怠業を解消することができる。
↓
その方法を、事例を用いながら詳しく説明しよう!!
という感じの本です。
思ったこと
科学的管理法、素晴らしい管理法だと思います。
雇用者にも労働者にも最大限の豊かさを還元できる…
最高ですね。
けど、今は時代が違いますね。
殆どの単純作業はロボット化されようとしています。
テイラーは本書で、「科学的管理法を用いて効率を追い求めれば、仕事がなくなるということはない」と言ってましたが、バッチリ人間にとって代わられてますね。(ロボットがやってることも一種の科学的管理法だとは思いますが)
今の時代は豊かですが、飽和感は否めないです…
(おわり)